最新映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』が、2022年6月3日から公開となる。1979年7月に放映されたテレビアニメのエピソードが40年以上の時を経てリメイクされることを知り、あらためてガンダム人気のすさまじさを実感した人も多いことだろう。
同映画では、令和時代の映像技術でよみがえるアムロ・レイの活躍に期待を寄せる声も多い。そこで今回は宇宙世紀最強パイロットの呼び声も高い、アムロの搭乗機体に焦点をあてたアンケート調査を実施。
映像作品、小説作品を問わず、アムロが搭乗したとされるモビルスーツの中で「もっともデザインが優れていると思う機体」を30代から40代の男性ファン200名にリサーチ。なお、機体ごとの知名度による差をなくすため、アムロの全搭乗機体のビジュアルを見てもらった上で回答していただいた。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■映画『逆襲のシャア』とは異なる翼状のフィン・ファンネル
まず第3位(12%)にランクインしたのは「Hi-νガンダム(RX-93-2)」。アニメ派の方にはあまりなじみのない機体かもしれないが、ゲームや造形物ファンの間では大人気の機体。
もともと出渕裕氏が小説の口絵で描いた、いわば非公式のνガンダムのアレンジデザインが発祥。その後、いろんな経緯でリファインが行われ、デザインにはさまざまなバリエーションが存在する。
今回投票した方の大半は、最近のゲームなどでおなじみの紫と白を基調とするカラーリングのHi-νガンダムをイメージしていた様子。こちらはカトキハジメ氏が監修したプラモ「Hi-νガンダム Ver.Ka」がベースとなったデザインだ。
Hi-νガンダムの特徴は、なんと言ってもフィン・ファンネルを翼のような位置に装備した独特のシルエット。アムロの乗った最強機体にふさわしい風格が漂う、スタイリッシュなモビルスーツだ。
そんなHi-νガンダムのデザインが一番好きという方からは「νガンダムが好きだけど、Hi-νはそれを越える」(38歳・男性)、「νガンダムと悩んだけど、カラーリングがHi-νガンダムの方が好き」(39歳・男性)、「カラーリングと重厚感が好き」(37歳・男性)、「洗練されたデザインで最高」(47歳・男性)などのコメントが寄せられている。