1984年から1996年にかけて『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された鳥山明氏による漫画『ドラゴンボール』。連載終了後もいまだ人気は衰えず、今年4月22日からは最新アニメ映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が公開予定だ。
同作は手に汗握る熱いバトル展開が魅力だが、鳥山氏の圧倒的発想力が詰まった数々の「アイテム」に胸ときめいたという読者も多いのではないだろうか。「スカウター」や「ドラゴンレーダー」のような機械アイテム、そして「超神水」や「ポタラ」といった摩訶不思議なアイテムまで、場面場面で悟空たちを助けてきた。
そこで今回は『ドラゴンボール』について、30代から40代の読者300人を対象にアンケート調査を実施。同作に登場したアイテム一覧を見てもらい、「子ども時代に最も憧れたアイテム」を1つ選んでもらった。さっそく寄せられたコメントともに上位に挙がったアイテムを振り返りたい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■お腹いっぱい!どんなケガや疲労もたちまち回復
まず全体の12.0%の人に選ばれて第3位になったのは、希少な食料品である「仙豆」。一粒食べるだけでケガや疲労がたちまち回復するという、夢のようなアイテムだ。
強敵との戦いの後によく使われたが、実はカリンしか栽培していない超貴重な仙豆。戦いが激化する後期では供給が追いつかず、わずか数粒しか残っていなかった。ちなみにケガや疲労の回復のみならず、一粒食べると10日間は何も食べなくてよくなるほど満腹になる。ヤジロベーが大量に食べてしまい、おなかが膨れ上がって苦しむというシーンもあった。
今回のアンケートでは「困ったときに使いたい」という人のコメントが多く、「防災カバンに入れておきたい。1粒で家族数週間過ごせそう」(42歳・女性)、「疲労とか怪我が一瞬で治るのは最高だと思います。災害で困った人に使ってあげたい」(33歳・男性)、「仕事や育児に疲れたときに使いたい! 全て終えて自由時間になっても疲労で寝てしまうので仙豆を食べて有意義な時間を過ごしたい」(38歳・女性)といった声が寄せられた。