原作・稲垣理一郎氏、作画・Boichi氏による漫画『Dr.STONE』が、3月7日発売の『週刊少年ジャンプ』14号で5年におよぶ連載に幕を下ろした。同作は地球上の全人類が一斉に石化するという怪現象によって3700年が経過した世界が舞台で、石化から目覚めた者たちが科学の発明で文明を再興するというサバイバル物語。身近なものから科学の発明を行うという子どもから大人までワクワクするストーリーは好評を博し、同作はこれまでに2度にわたってアニメ化され、2023年にはアニメ3期の放送が予定されている。
漫画やアニメには、未来の世界を舞台にしたSF的作品が多く存在する。一口に「未来の世界」といっても、『攻殻機動隊』や『PSYCHO-PASS サイコパス』のような近未来SFモノや、『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』シリーズのような宇宙SF、『北斗の拳』のような秩序のない終末世界を描いたものなどさまざま。サバイバルをしたり未来の犯罪者と戦ったり宇宙で戦争をしたりとテーマは違えど、どの作品も一般市民たちが相当苦労して生活していそうな世界ばかりだ。
そこで今回は、漫画・アニメの「未来世界」についてアンケート調査を実施。10代から40代の男女200人に「もしも自分が登場人物だったら一番暮らしたくないと思う世界」について1作品ずつ挙げてもらった。なお今回は、舞台設定が2022年より過去であっても、連載当時は未来設定だった作品についても回答を募集した。さまざまな“絶望”作品が寄せられた中、特に意見の多かった作品をランキング形式で紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)