■使いにくかったポケモンボックス
捕まえたポケモンを預けておけるポケモンボックス。このポケモンボックスも『ポケモン 赤・緑』時代から大きく進化した。
今はボックス整理の機能があり、簡単にボックスを切り替えつつ、手持ちのポケモンと預けているポケモンを入れ替えたり、預けている場所を変えたりできる。しかし、当時はボックス整理の機能はなかった。
ボックス切り替えでボックスを選択し、ポケモンを預けたり引き取ったりすることになる。たとえばボックス3に預けているピカチュウを引き取るには、まずボックス切り替えでボックス3に切り替えたうえで、ピカチュウを引き取らなければならない。
どのボックスにどのポケモンが預けられているかは開いてみないと分からないため、目的のポケモンをどのボックスに預けているか覚えていないと、見つけるまでボックスを切り替え続けないといけない。
さらにボックスを切り替えるたびにレポートを書かなければならないことも、面倒さを強くしていた。
■むやみにニックネームを付けると大変なことになる
捕まえたポケモンにはニックネームをつけることができる。これはポケモンシリーズではおなじみで、ニックネームをつけることでポケモンに対する愛着がさらに湧いてくる。ところが『赤・緑』でむやみにニックネームをつけると、大変なことになってしまう。
手持ちのポケモン一覧やポケモンボックスでは、ポケモンをドット絵で表現した固有のアイコンで表示される。一目でどのポケモンかが分かるわけだ。
しかし『赤・緑』では、数種類の汎用アイコンで表示される。つまり一覧ではアイコンでポケモンを判断することはできず、名前もしくは「つよさをみる」から判断することになる。ニックネームをつけた場合、手持ち一覧にはニックネームだけが表示されるため、ニックネームをつけるとややこしくなってしまうのだ。
さらにポケモンボックスでは、アイコンすらなく名前が羅列されるだけ。どのポケモンにどのニックネームをつけたかを忘れてしまうと、どれがどのポケモンかをいちいち「つよさをみる」で確認しなくてはならない。
前述したように、ポケモンボックスの切り替えにも一手間かかるから、愛着を持つためのニックネームが、もはや罠のように感じられてくる。