■1位はやはり「天下三分の計」
そして、第1位は!!! 「天下三分(てんかさんぶん)の計」です。
諸葛亮が劉備に進言した、国土を三分割して 曹操・孫権・劉備の三人で中国を支配する策。この策がなければ三国志という物語は無かったでしょう。それを考えると1位は間違いないんじゃないでしょうか。
この策の素晴らしいところはなんといっても、そのスケールのデカさでしょう。国を分ける? どんな計略やねん!(ダイアン津田さんの「どんな店員やねん」の言い方を想像してお楽しみください)
横山光輝三国志では、徐庶が出てきたあたりから「軍師ってすげー!」「計略ってすげー!」となりますが、諸葛亮孔明のインパクトは大きかったです。ヘビ、カエル、ナメクジの三すくみを狙って均衡を保とうとしたわけではなく、あくまで魏と呉を争わせ、劉備に「中国全土の統一」をさせるための手段でありました。
横山光輝三国志を読み返すと、序盤の劉備の母親がかなり良いことを言っていたり、昔に読んだときとは違う発見ができるので、また読み返してみてください! とにかく今はKOEIの『三國志II』を再びやりたいという思いでいっぱいです(笑)