■『銀魂』沖田役に「違和感が全くなかった」
続く第2位は21.0%を集めた、2017年と2018年に公開された映画『銀魂』の沖田総悟だった。『週刊少年ジャンプ』で連載されていた空知英秋氏の人気漫画を、多くの漫画をファン納得のクオリティで実写化に落とし込んで高い評価を得た、福田雄一監督による実写化作品だ。
同作は江戸時代末期を舞台にしたSF時代劇コメディ作品で、吉沢は警察組織・真選組のドSな隊士で、原作漫画でも人気キャラの沖田総悟を演じた。クールでやる気のないマイペースさに加えて、やるときはやるカッコ良さが魅力の沖田。吉沢演じる沖田はそのビジュアルの完成度だけでなく、雰囲気までもが沖田そのものだと話題を集めた。
『銀魂2 掟は破るためにこそある』では列車の中で大勢の敵を一度に斬り伏せ、「死んじまいなァ」のセリフの後にペロリと舌なめずり。今回のアンケートではこのシーンについての回答も目立った。
その他、沖田を選んだ人からは「もともと原作が大好きで実写化反対だったんですが、見たらしっかり原作通り。今では推しです」(23歳・女性)、「優しそうだけどどこか腹黒い感じがあっていると思う」(24歳・女性)、「死んだ目の再現度が高い」(32歳・男性)、「原作のイメージと近く違和感が全くなかった」(36歳・男性)、「本作品の他の俳優陣の誰よりも似合っていた。世界観を盛り上げていたのは間違いないと思う」(43歳・女性)という声が寄せられた。沖田を演じられるのは吉沢しかいないという声もかなり多かった。