セーラー服の少女たちが敵と戦うという当時では新しいコンセプトだった『美少女戦士セーラームーン』が、今年ついに30周年を迎える。平成初期に大ヒットし、少女たちのみならず幅広い世代からの人気を集め社会現象となった同作。占星術や天文学、宝石をモチーフにした世界観や、おしゃれなキャラクター造形を見ているだけで、今でも心がときめくという人は多いだろう。
そこで今回は『セーラームーン』の30周年を記念して、10代から40代の『セーラームーン』のファン女性200人を対象にアンケート調査を実施。これまで作中に登場したアイテムの画像一覧を見てもらい「一番かわいいと思うアイテム」を1つ選んでもらった。その結果をランキング形式で紹介する。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
まず第3位は7.5%の人に選ばれた「スパイラルハートムーンロッド」。
『S』でセーラームーンが扱う武器で、前作『R』のキューティムーンロッドと似た細めの形状に、ハートや王冠、リボンをモチーフにあしらっているロッド。作中ではセーラームーンがロッドをバトンのように回転させ、新体操のように華麗にターンしながら「ムーン・スパイラル・ハートアタック」という決めセリフとともに攻撃。敵は「ラブリー!」といいながら浄化されるのがお約束だった。
選んだ人からは「クルクル回る攻撃シーンが大好きだった」(27歳・女性)、「先っぽの部分のハートがカワイイ」(42歳・女性)、「大人っぽくて素敵だと思った」(24歳・女性)というコメントが集まった。
続いて第2位になったのは「コズミックハートコンパクト」(8.5%)。
『S』の変身アイテムで、『無印』と呼ばれる第1期や『R』では丸い形状のブローチだったものが、本作よりハートの形になった。赤いハート型で、中の銀水晶もハート型になっている。変身のかけ声は「ムーン・コズミックパワー・メイクアップ」。変身シーンは最初期のものから大きくは変わっていないが、ハート型の光に包まれながら変身するのが特徴だ。
選んだ人からは「赤色のブローチが珍しかったので」(30歳・女性)、「小さいとき買ってもらって宝物にしていた」(28歳・女性)、「今見ても一番かわいいと思う」(44歳・女性)、「アニメの内容も『S』が一番好きだった。今の自分に影響を与えていると思う」(26歳・女性)というコメントが寄せられた。