■ベジータとブルマの日常が赤裸々に?

 アニメ版『ドラゴンボール超』の第60話では、瀕死の重傷を負ったマイ(ピラフ一味だった女の子)を助けるために、未来のトランクスが口移しで彼女に仙豆を飲ませる場面がある。

 その姿を見た悟空は「ひゃートランクス、よく口と口くっつけんなあ」と言うのだが、それを聞いたベジータは「貴様……したことないのか」とキスを知らないことに衝撃を受ける。さらにベジータは「結婚しているじゃないか!」と追求したが、悟空は「何か関係あるのか、それが」とあっけらかんと答えた。

 二人のやりとりを見ると、ベジータはブルマと日常的にキスをしていることが、なんとなくうかがえる。ちなみにこのときの悟空とベジータの会話は、ブルマの目の前で行われていた点もポイントが高い。

■隠しきれない嫉妬心

 第7宇宙にあるという「超ドラゴンボール」を探すため、ブルマは宇宙の中心まで向かう必要があった。しかし、宇宙の中心を見つけるための手段がないブルマは、銀河パトロールの隊員である「ジャコ」を呼び出し、頼ることとなる。

 ジャコによれば、何でも知っている賢者「ズノー様」なら宇宙の中心に行く方法や、超ドラゴンボールのことも分かるという。そこでブルマはジャコと二人で宇宙船に乗り、ズノ―様のいる惑星まで向かうことに。

 その出発の直前、ベジータが「おい、ブルマに変なことするなよ」とジャコに警告。ありえないとばかりに吹き出したジャコに、ブルマの鉄拳制裁が下されるシーンがあった。妻の前で堂々と嫉妬心をあらわにする、ベジータの愛がかいま見えた瞬間だ。

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