■「ファンを裏切らない」が尾田栄一郎の条件だった『ワンピース』の実写化

 全体の18.0%の人に支持され、期待の第1位に輝いたのは、全世界累計発行部数4億9000万部を誇る尾田栄一郎氏の漫画『ONE PIECE』の実写化企画。Netflixにより全10話構成のドラマとして全世界で配信されることが発表されている。

 エグゼクティブプロデューサーを務めるのは原作者の尾田氏で、「20年間作品を支えてくれているファンを絶対に裏切らない事」が実写化の条件だったという。昨年11月に、製作発表から約3年という歳月をかけてようやくメインキャストが発表され、主人公のモンキー・D・ルフィ役にドラマ『そしてサラは殺された』出演で注目されるメキシコ系の新鋭俳優イニャキ・ゴドイが抜擢された他、日本からはロロノア・ゾロ役として新田真剣佑が起用となった。

 配信を待ち望む人たちからは「真剣佑が出るので」(36歳・女性)、「どれだけ原作に近づけるか興味がある」(32歳・男性)、「キャラに愛着があるので期待している」(31歳・女性)、「パイレーツオブカリビアンのような大作海洋ものになりそう」(29歳・男性)など多くの期待が寄せられた。

 ハリウッド実写化はスタッフやスポンサーに費やす時間が多いなど、規模が大きいがために進みが遅れてしまう部分があるのかもしれない。あまりにも追加情報がなさすぎて、もはや実写化が予定されていたことを忘れられてしまっている作品もあるのではないだろうか。海外作品ならではの迫力ある作品を望みつつ、今後の情報を楽しみに待ちたい。

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