動画配信サービス「Netflix」オリジナルの韓国ドラマ『イカゲーム』が、瞬く間に全世界で大ヒットした2021年。今年のハロウィンには、おなじみの緑色のジャージを着てゲームの参加者のコスプレを楽しむ人も多く現れた。
同作はゲームの参加者が大金のために命を賭けて競い合うさまを描いた作品。これまで世界中で作られて数々のヒット作が生まれた「デスゲーム」のジャンルに当てはまるドラマでもある。
そこで今回は『イカゲーム』で注目を集める「デスゲーム作品」をテーマにアンケート調査を実施。10代から40代の男女200名にこれまでに公開・放送されたデスゲーム漫画・ドラマ・映画の一覧を見てもらい「もっとも参加したくない作品」を選んでもらった。上位に上がった作品を寄せられたコメントとともに紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■残虐すぎるゲームの連続でギネスにも認定
まず第3位(11.0%)となる支持を集めたのは、オーストラリアの映画監督ジェームズ・ワンとリー・ワネルが製作した映画の『SAW』シリーズ。謎の人物にとらわれ、生死をかけた残虐なゲームに参加させられるという内容で、ゲームをクリアさえできれば命は助かるが、なかなかそうもいかないのがこのシリーズの特徴。ときには人間の醜さや業の深さも痛感させられるシリーズで、2010年にはギネス世界記録で「もっとも成功したホラー映画シリーズ」に認定された。
選んだ人からは「ゲームとは名ばかりで、拷問されることが確定しているから」(31歳・男性)、「自ら自分を傷つけないといけないことが多いから」(33歳・女性)、「映画で見て、ゲームも死に方もグロすぎて無理だと思った」(44歳・女性)、「生き残ったとしても賞金も何もないから」(31歳・男性)というコメントが集まった。痛々しいシーンに目を背けたくなる人が多かったようだ。賞金もなければ、救いもない?