■苛烈さを増すド派手な戦い

 最後はやはり、炭治郎や宇髄ら鬼殺隊と上弦の陸との戦闘シーン。

「ド派手」であることを信条とする宇髄の技は、轟音の鳴り響く、見た目にも鮮やかなものが多い。元忍者らしい鮮やかな身のこなしで、花街を所狭しと駆け回るであろう彼の戦うさまは一見の価値ありだ。また、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』で、煉獄が原作漫画には登場しなかった技「炎の呼吸 参ノ型・気炎万象(きえんばんしょう)」を繰り出したように、これまで未登場だった新しい技が見られるかもしれない。

 また、これまでより少し強くなった炭治郎が水の呼吸とヒノカミ神楽を混ぜた技を使ったり、伊之助と善逸がペアとなって屋根の上で鬼を追い詰めたりと、バトルシーンは一瞬も見逃せない激しいものとなるだろう。漫画よりもさらに分かりやすく見応えのあるアニメの演出に期待が高まる。

「遊郭編」はコミックス8巻の終わりから11巻までの内容だが、放送を前にしてアニメでどう描かれるのかが楽しみなものばかり。ド派手な演出の数々を見逃すな!

  1. 1
  2. 2
  3. 3