『天才てれびくん』は山崎邦正さんとリサ・ステッグマイヤーさんMCの時代が好き、でおなじみムーディ勝山です。
みなさんは三国志はお好きですか? ゲームやアニメなど歴史を扱った作品の中でもトップクラスの人気で、好きな人もかなり多いでしょう。私も大好きです。しかし、みなさんはどうなのでしょう? 私が好きなのは三国志は三国志でも、
『横山光輝 三国志』なのです……!!
これは横山光輝氏が吉川英治氏の小説をもとに独自の解釈などを織り交ぜながら黄巾の乱から蜀の滅亡までを描ききった長大な漫画『三国志』のことで、アニメはそのままズバリ『横山光輝 三国志』というタイトルで放送されました。累計発行部数は8000万部を突破しているという、日本の歴史漫画の金字塔! 僕の学校にはなかったですが、学校の図書館に置いてあるところも多いそうです。
我が家には漫画好きの父と兄がいたので、家には三国志と、横山光輝先生の『水滸伝』がありました。同い年の友だちが『キャプテン翼』の翼くんや「まじかる☆タルルートくん』に夢中だった頃、私は三国志の劉備くんや、水滸伝の宋江くんに夢中でした。
今でこそ、ゲーム、漫画、映画やドラマ、三国志がテーマとして扱われていますが、横山光輝氏の『三国志』がなければここまで日本で三国志が親しまれることはなかったんじゃないでしょうか!?
本当に好きで、アニメ『横山光輝 三国志』も好きで、オープニングを歌っていたフェンス・オブ・ディフェンスの「時の河」もCDを購入しましたし、スーファミ『横山光輝 三国志』も何度もプレイしました。ちなみにアニメのキャラクターデザインは『聖闘士星矢』の作画もしていた荒木・姫野のコンビが手掛けており、オープニングは最強にカッコよかったです。
それでは今回は、私の好きな『横山光輝 三国志』の武将ランキングベスト3を発表したいと思います。
■「馬超」の勇猛なキャラデザインにやられた
まず第3位は……「馬超」!!
西涼の錦馬超と言われた蜀の五虎将軍の馬超。生まれも後漢帝国の名門中の名門。明らかに強そうな、横山光輝先生のキャラデザインがその勇猛さを的確に表しています。
「それはまさに 雲を呼び 風を起こす 竜虎の戦いであった」
張飛と互角に渡り合った一騎打ちの一コマの語りが、戦いの熾烈さを現しています。
そして馬超と言えば、なんと言っても獅子頭と呼ばれるあの兜でしょう。横山光輝三国志では、馬超が獅子に噛まれてるんか? ぐらいの兜で、見た目は完全に……
大西ライオンです。
そう、あの「心配ないさー!」のギャグでおなじみ大西ライオンさんがかぶっている段ボールで作ったライオンのかぶり物とほぼ一緒です。そんなところも親近感が湧きます。
■大活躍にしびれる小覇王・孫策
続いて、第2位は……「孫策」!!
そう、呉の孫策です。横山光輝氏の『三国志』は呉をカッコ良く描いてる印象があって、その活躍っぷりが大好きなんです。それもあって私は完全に三国志では呉推しです。そもそも序盤に董卓討伐軍が結成され、どの将も嫌がる先鋒を孫策の父である孫堅が引き受け、背水の陣を敷いて董卓軍を撃破するシーンがめちゃくちゃカッコいい! そしてそのあと、井戸かなんかで玉璽というかなりのレアアイテムを孫堅が手にするんですが、あれ現代の漫画なら孫堅がのちに中華統一するぐらいの伏線でしょ!!
孫堅亡き後は、玉璽と引き換えに兵力を手にする孫策。そこから「小覇王」と呼ばれるまでの快進撃が、最高!!!大好きな武将です。