■社会現象を巻き起こした「デスゲーム」の代表作
第2位(9.3%)に選ばれたのは、高見広春氏による人気小説『バトル・ロワイアル』。無作為に選ばれた中学3年生のクラスの生徒たちが強制的に殺し合いをさせられるという衝撃的な内容が話題を呼んだ。
2002年に深作欣二監督が映画化するとこちらも大ヒット。教師役のビートたけし(74)が「今日は皆さんに、ちょっと殺し合いをしてもらいます」と告げる予告映像はインパクトがあった。
『バトル・ロワイアル』を一番好きなデスゲーム作品に挙げた人からは「グロさの中にも愛があった」(23歳・男性)、「デスゲームものの代表作だから」(28歳・男性)、「実写映画の北野武の演技がすごく良かった」(34歳・男性)、「残酷な描写が話題になったが、スタリッシュさがあって面白かった」(35歳・女性)などの意見が寄せられていた。
ちなみに『イカゲーム』のファン・ドンヒョク監督はインスピレーションを得た作品として、この『バトル・ロワイアル』や『LIAR GAME(ライアーゲーム)』の名前を挙げている。