■エンディング映像に描かれた家族の姿
LiSAの歌うエンディングテーマ『白銀』にのせて流れるエンディング映像は、竈門家、煉獄家のそれぞれの家族をメインに描かれている。とくにあまり作中で語られてこなかった煉獄家の過去の描写に目がいく。
煉獄槇寿郎と妻の家族写真風のカットでは瑠火のおなかが大きく、周囲に杏寿郎の姿がないことから、おそらく杏寿郎が生まれる直前のものだと思われる。続くカットでは凛々しい表情でたたずむ槇寿郎、すぐそばに座っている瑠火、母に甘えるような幼い杏寿郎の姿も確認できた。
そして別のシーンでは、母・瑠火が生まれたばかりの千寿郎を抱きかかえ、それを優しい表情で見守る父・槇寿郎、赤子に指を握られている杏寿郎という、幸せいっぱいの家族の構図が描かれている。
このようにテレビアニメ『無限列車編』のオープニングやエンディングには、煉獄杏寿郎やその家族を掘り下げるような新規映像が多かった。おそらく「無限列車編」のラストから次の「遊郭編」の冒頭にかけて、アニメでも煉獄家の“現状”が描かれることだろう。今のうちに過去の槇寿郎や、その幸せな家族の姿を目に焼きつけておけば、最初にコミックスでこの場面を読んだときと、少し印象が変わってくるのかもしれない。
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