TVアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』第2話、LiSAの歌うOP&EDの新映像で判明した「3つの注目点」とは?の画像
TVアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』第2話、LiSAの歌うOP&EDの新映像で判明した「3つの注目点」とは?の画像

 テレビアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』の第2話「深い眠り」が10月17日に放送。平均世帯視聴率8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、夜11時15分スタートのアニメということを考えると依然高い数字を誇っている。

 この第2話からは、ついにLiSAの歌う新主題歌が流れ、オープニングテーマ『明け星』は18日から各音楽配信サービスでの先行配信がスタート。さっそくフルバージョンの曲を堪能したファンも多いことだろう。

 そのアニメ内に流れたオープニングとエンディングの映像は見どころが多く、原作にはなかった新規カットや新映像も盛りだくさん。今回はそんなOP&EDに描かれていた、とくに気になる3場面を紹介したい。


※下記記事では吾峠呼世晴氏による『鬼滅の刃』のネタバレが含まれます。コミック未読の方や、テレビアニメを未視聴の方、劇場版「無限列車編」を未視聴の方はご注意ください。
 

■新たに追加された「お弁当を食べる」描写

 蒸気機関車の方向転換に用いられる転車台に乗った無限列車のシーンから始まるオープニング映像。そこには『鬼滅の刃』における、“ある事実”が描かれていた。

 第1話で煉獄杏寿郎が、弁当屋のおばあさんと孫娘から大量購入(1つは助けたお礼にもらった)した牛鍋弁当。アニメ第2話の冒頭でも、煉獄が「うまい! うまい!」と言いながら、車内でお弁当を食べるシーンがある。

 これはコミックスにも同じシーンがあり、あきれた我妻善逸が「ただの食いしん坊じゃなくて?」などとツッコんだことから、てっきり煉獄が全部一人で食べ尽くしたのだと勝手に思いこんでいた。

 しかし、今回のオープニング映像の中で、このお弁当を炭治郎、伊之助、善逸にも分け与えて、みんなで楽しそうにお弁当を食べているシーンが描かれている。

 たしかによく考えたら、アニメ第1話でも部下の隊士にそばをごちそうしていた後輩想いの煉獄杏寿郎が、炭治郎たちを差し置いてお弁当を独り占めするはずがない。原作コミックスではその場面がはしょられていただけで、このオープニング映像のように、みんなにお弁当をふるまったほうが煉獄杏寿郎らしい。

 コミックスには描かれていないアニメオリジナルの描写ではあるが、煉獄杏寿郎の優しい人柄を丁寧に補完するシーンはもっと見てみたいと感じた。

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