今回「擬人化作品」に関するアンケート調査を10代から40代の男女300名を対象に実施。「斬新さに驚いた擬人化作品」の第4位から10位までの結果をランキング形式で紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■第10位『侵略!イカ娘』(2.7%)
安部真弘による『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて2007年から2016年まで連載された漫画で、2010年と2011年にアニメ化された人気作品。主人公は“イカ”を擬人化した「イカ娘」で「~でゲソ」「~なイカ?」といった語尾をつけて話すキャラ。彼女の口癖がネットでも人気となり、2010年のネット流行語大賞では「~イカ? ~ゲソ」が銅賞に選ばれた。
■第9位 『けものフレンズ』(3.0%)
架空の動物園「ジャパリパーク」に暮らす「フレンズ」と呼ばれる動物たちの日常を描いた作品。ほのぼのとした作風や、キャラクターたちの「すごーい!」「君は○○が得意なフレンズなんだね!」などという特徴的な言動、中毒性のある主題歌『ようこそジャパリパークへ』などが大きな話題となった。
■第8位 『びんちょうタン』(4.0%)
『艦隊これくしょん』で本格的な擬人化ブームが来る前に、擬人化作品のはしりとして有名になった作品。タイトルの通り備長炭が擬人化されており、主人公のびんちょうタンは青い髪で和服を着た小さな女の子の姿をしている。頭の上の備長炭で水をきれいにしたり、ごはんを炊く釜に入れられたりと、小さな体でけなげに過ごす様子が多くの視聴者を癒した。
■第7位 『艦隊これくしょん』(5.0%)
2013年にリリースした育成シミュレーションゲームで、プレイヤーは母艦や戦艦などを擬人化した「艦娘(かんむす)」と呼ばれるキャラクターを集め、敵と戦闘して勝利を目指すという内容。それぞれの艦娘の外見やステータスには実際の艦の艤装の特徴が生かされており、多くの『艦これ』ファンが、これまでコアなジャンルであった海戦や艦隊に興味を持つきっかけとなった。