■炭治郎の先祖にまつわるほっこりエピソード
第２位は、９.３％の人に選ばれた「竈門炭吉の家が立派なのは、大名の妻と子を偶然助けたため」。
炭治郎の先祖にあたる炭吉とその妻・すやこ。２人はかなり立派な家に住んでいるが、それは「人助けによる恩返し」によるものであることが２２巻で明かされている。それは炭吉らが助けた山で遭難していた母子が、命を狙われ逃げ出した大名の妻と嫡男だったということ。お礼を断った２人だったが、大工が大勢やってきてどんどん家をきれいに直していったという、なんともほっこりするエピソードがつづられている。
困った人がいれば手を差し伸べる優しい人柄の遺伝子は、子孫である炭治郎や禰豆子にもしっかりと受け継がれたようだ。
また、すやこは本編でも天真爛漫な人物として描かれており、とてもよく寝る人で道端で寝ることもあったということも明かされている。
選んだ人からは「細かい設定だが、二人の人柄がかいま見えるから」（３７歳・男性）、「炭治郎たちの祖先や過去を描いたあたりは話も難しかったので、補足がかなり助かった」（３３歳・男性）という声が集まった。
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