■小中学生に囲碁ブームを作った棋士幽霊
第2位に選ばれたのは11.5%の得票率で『ヒカルの碁』の藤原佐為(ふじわらのさい)だった。
主人公の新藤ヒカルが祖父の家で見つけた古い碁盤に宿っていた平安時代の天才棋士・藤原佐為。物語は二人が出会ったことで大きく動き出し、ヒカルは佐為とともに「囲碁で神の一手を極める」ことを目指すこととなる。
小中学生に空前の囲碁ブームを巻き起こした本作だが、中でも美しい佐為が大人気。また佐為はヒカル以外には見えないため、二人三脚での対局など、相棒としての二人の仲の良さも高く評価された。さらには佐為がいなくなった後のヒカルの成長っぷりも見ものとなっている。
選んだ人からは「一番美しい幽霊キャラだと思う」(37歳・女性)、「佐為が消えてしまうシーンに号泣」(31歳・女性)、「囲碁という変わったテーマに加え、幽霊とタッグを組むというなかなかない設定が斬新だった」(42歳・男性)というコメントが集まった。