8月10日から、2年ぶりの開催となる「夏の甲子園」が開幕。現在のコロナ禍の影響で、入場できるのは学校関係者のみという異例の開催ではあるが、高校球児にとっての聖地「阪神甲子園球場」で17日間に及ぶ熱戦が繰り広げられる。
そんな夏の甲子園と言えば、やはり高校野球を題材にした漫画にとっての“最大目標”と言っても過言ではない。そこで今回は数ある高校野球が描かれた漫画の中で「主人公がいた最強の高校」をリサーチ。30代から40代の男性ファン300名を対象にアンケート調査を実施した。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■後のメジャー選手も在籍した圧倒的な強豪校
まず第3位(12.3%)に支持されたのは、満田拓也氏による『MAJOR』(小学館)に登場する「海堂学園高校」。主人公・茂野吾郎が高校2年の夏まで在籍(3軍の夢島組スタートだった)した名門校で、作中で甲子園を3連覇している。
海堂は全国から集められた優秀な子どもたちが集う甲子園優勝の常連校。吾郎は途中で転校したものの、後にメジャーに挑戦した大エース・眉村健、捕手・佐藤寿也のバッテリーは超高校級。ほかにも草野、薬師寺、阿久津を始め、プロ入りするような素晴らしい選手を多数擁した。
そんな海堂こそが最強だと思う人からは「眉村の圧倒的存在感」(37歳・男性)、「現代の野球チームとして、個人の能力はもちろん、練習内容なども科学的根拠に基づいていた」(39歳・男性)、「複数のメジャーリーガーを輩出したので」(39歳・男性)などが理由として挙がっていた。