■第8位:ジャッキー・グーデリアン(4.0%)

 第8位は、見るからに陽気なアメリカ人といったイメージのジャッキー・グーデリアン(声:島田敏)。大胆な走りが特徴で自滅することもあるが、一発の速さは折り紙付き。グーデリアンのミスの巻き添えを食らったハイネルとケンカになるのは作中のお約束だった。

 テンガロンハットに赤いバンダナというド派手なファッションが目をひくが、金髪に優しそうな瞳はいかにもアメリカのモテ男。サーキットでも美女を引き連れ、プレイボーイぶりを存分に見せつける場面が目立った。

■第7位:ブリード加賀(6.0%)

 第7位には『サイバーフォーミュラ』における屈指の人気キャラ、ブリード加賀(声:関俊彦)がランクイン。いつも気さくな加賀は、ハヤトのことを弟のようにかわいがっていた。ドライバーとしての才能はケタ外れで、覚醒したハヤトに匹敵するレベル。

 ハヤトの兄貴分であり、ドライバーとしても良いライバル関係だった加賀。その容姿はかなりインパクトがあり、逆立った緑髪にオレンジのメッシュ。さらに黒髪の長い三つ編みを後ろに垂らしており、額には三日月のような古傷が残っていた。

■第6位:エデリー・ブーツホルツ(7.7%)

 第6位にランクインしたのは、エデリー・ブーツホルツ(声:龍田直樹)。一見怖そうな雰囲気が漂うロシア出身のドライバーだが、実は義理堅く心優しい人物だ。

 最年長ドライバーとしてワールドグランプリに出場し続けたが、F1時代の事故の影響で左目は義眼、左腕には義手をつけている(物語の途中で目立たないものに変わったが)。その容姿からはベテランらしい落ち着きとダンディさがにじみ出ている。

■第5位:新条直輝(8.7%)

 第5位に選ばれたのは、日本人ドライバーの新条直輝(声:緑川光)。当初はハヤトの最大のライバルとして描かれ、新人であるハヤトをあからさまに見下した発言も目立った。しかし、新条はドライバーとして挫折を経験。苦労を重ねて復活を遂げることになるが、こうしたエピソードはまるでもうひとりの主人公のようだった。

 そんな新条のビジュアルは、まさに王道の青年主人公といった雰囲気。アオイフォーミュラ時代の赤と緑を基調としたレーシングスーツ、真紅のマシンがとても似合っていた。

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