今年で放送30周年を迎えた90年代を代表するレースアニメ『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』。節目の年を記念して、同作のキャラクターに関するアンケート調査を実施。作品を知らない人も含む10代から40代の女性300名が選んだ「もっとも見た目が好みなドライバー」の第4位から10位までの結果をランキング形式で発表していこう。
■第10位:フランツ・ハイネル(3.0%)
第10位に選ばれたのは、「走る精密機械」ことフランツ・ハイネル(声:置鮎龍太郎)。逆立った髪に切れ長の瞳、メガネが印象的だったドライバーだ。ドイツの有名自動車会社の御曹司でふだんはクールだが、宿敵ジャッキー・グーデリアンが絡むと熱くなるのが印象的。
優秀なドライバーでありながら、レーシングマシンのデザインやチームの監督なども務める多才な人物。ハイネルが開発したマシン「シュティール」はその奇抜な形状や斬新な機構に驚かされたが、一時期は圧倒的な速さを誇った。
■第9位:ナイト・シューマッハ(3.7%)
第9位にランクインしたのは、「超音速の騎士」と呼ばれたナイト・シューマッハ(声:速水奨)。大きなサングラスで顔を隠していたが、その正体はあすかの兄・菅生修。素性を隠してユニオンセイバーから電撃参戦すると、またたく間にチャンピオン争いに加わり、ハヤトの前に立ちはだかる高い壁となった人物だ。
ドライバーとして傑出した才能を持っていたが、レース中のケガが原因で目に問題を抱えていた。それでもサイバーに復帰したのは、主人公のハヤトにレーサーとしての厳しさを教えるためである。
顔の大部分を大きなサングラスで隠しているので容姿は分かりにくいが、明らかにイケメンの雰囲気。作中では菅生修として美形な素顔をさらしているが、今回のアンケートではナイト・シューマッハのビジュアルだけを見てもらったので、この順位に落ち着いたと思われる。