■第7位 不死川玄弥(4.3%)

 10位となった兄・実弥と同じく悲しい過去を背負った玄弥。自分を守ってくれた兄に対し「人殺し」と激しく罵倒した過去を後悔し続け、和解するために鬼の体を食らってまで鬼殺隊に入隊した。しかし彼自身に呼吸を使える才覚はなく、その後も兄からも冷たくあしらわれてしまう。

 今も後悔し続ける玄弥の姿に、選んだ人からは「子どもだからしかたないとはいえ、兄も弟もどちらの立場でもつらい」(40歳・男性)、「兄との確執が印象的」(29歳・女性)、「最初から最後まで不憫だった」(46歳・男性)というコメントが寄せられた。

■第6位 煉獄杏寿郎(4.7%)

「無限列車編」の活躍で多くの人を感動させた煉獄。小さい頃病気がちだった母から「弱き人を助けることは強く生まれたものの責務」と説かれた彼は、元柱であった父が自暴自棄になった後も「煉獄家に伝わる三冊の指南書」を熟読し、努力を続けて誇り高い鬼殺隊員としてあり続けた。彼のこうした生きざまに感動した人も多いことだろう。

 選んだ人からは「強い人だと思っていたが、強くあらねばならなかった背景があるんだなと感じた」(21歳・男性)、「父のいろいろな姿を見ていたのに、同じ道を選んだから」(37歳・男性)、「何があってもいい兄としてあり続けた彼に強さを感じる」(43歳・女性)というコメントが寄せられた。

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