■コンパクトボディなのに高性能!

 コナンの移動手段として知られる「ターボエンジン付きスケートボード」は、原動機のついたスケボー。コミックス9巻の「歩美ちゃん誘拐事件」のエピソードで初登場した。原作漫画ではそれほど出番は多くないが、劇場版では頻繁に登場するので、コナンといえばスケボーのイメージがある人も多いのではないだろうか。

 ターボエンジンがついているためか自動車並みの速度で犯人を追跡可能。とくに劇場版で顕著だったが圧倒的な加速性能を持っているので、もしかすると搭乗者が加速時に振り落とされないためのなんらかの工夫が施されているかもしれない。

 そして、あれだけ高速移動する動力がついているのに通常のスケボーとそれほど見た目が変わらないコンパクトさ。しかも動力源は太陽光エネルギーながら、コナンだけでなく元太や光彦を一緒に乗せて疾走するほどのパワーがあった。

 ターボエンジン搭載なのにソーラーエネルギーで駆動する点は謎めいているが、そこに阿笠博士ならではの奇抜なアイデアが取り入れられていると考えるべきだろう。

 以上、阿笠博士の代表的な発明品を紹介したが、作中では失敗作として扱われた発明品の中にもユニークなモノが多かった。「バカと天才は紙一重」などと言うが、そうした奇抜な着眼点を持った人物だからこそ素晴らしい発明品を生み出せたのかもしれない。

 

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