先日7月8日は『機動戦士ガンダム』の主役機の形式番号“RX-78-2”にちなんで「ガンダムの日」と呼ばれ、関連商品やゲームなどでさまざまなイベントが催された。このようにガンダムと言えばモビルスーツ等の機動兵器が注目を集めることが多いが、それ以外にも衝撃的な破壊兵器も多数登場している。
そこで今回は、ガンダムシリーズの作品に登場する“兵器”に焦点を当てたアンケート調査を実施。30代から40代の男性ファン200名に「もっとも恐ろしいと思った大量破壊兵器」を答えてもらった。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■「すべてを砂に還す」恐るべき兵器
まず第3位(10%)に選ばれたのは、アニメ『∀(ターンエー)ガンダム』に登場した「月光蝶」。巨大な石像の中から現れた、いにしえのモビルスーツ「∀ガンダム」などが用いた禁断とされる兵器だ。
これは機体から大量のナノマシンを散布することにより、あらゆる人工物を“砂”に変えてしまうという、とてつもなく恐ろしいシステム。ターンエーから放出されたナノマシンの虹色の光は、その名の通りまるで蝶の羽のように見えた。
この月光蝶の使用により、かつて栄えた地球上の人工物はすべて砂と化し、文明ごと消滅させてしまったという怖すぎる兵器である。
月光蝶が恐ろしいと思った理由としては「文明そのものを滅ぼしえる上に、対抗手段と言えるものがないから」(34歳・男性)、「すべてのものを黒歴史にしてしまう」(37歳・男性)、「地表のすべてを無に帰す描写が怖かった」(41歳・男性)などが寄せられていた。