■第6位『はじめの一歩』

 第6位(6.7%)は森川ジョージ氏の『はじめの一歩』(講談社)。1989年から『週刊少年マガジン』で連載されるボクシング漫画で、主人公・幕之内一歩の活躍を描きながら、鷹村守、宮田一郎、千堂武士ら豊富な登場キャラたちの熱い試合を追う。現在コミックスは131巻まで刊行される長寿作だが、今年1月にゲスト出演したトーク番組『川島・山内のマンガ沼』(日本テレビ系)で森川氏は、「打ち切りを覚悟して連載開始にのぞんだ」と告白していた。

■第5位『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ

 第5位(7.3%)は荒木飛呂彦氏による『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ(集英社)。1987年から『週刊少年ジャンプ』で連載を開始した同シリーズは、各章で主人公を変えながら現在第8部にあたる『ジョジョリオン』を『ウルトラジャンプ』で連載中。

■第4位『名探偵コナン』

 そして9.0%の票を集めて第4位となったのは青山剛昌氏による『名探偵コナン』(小学館)。1994年から『週刊少年サンデー』で連載される推理漫画で、コミックスは第99巻まで刊行中。物語のラストについて、青山氏は2019年に出演した『1周回って知らない話』(日本テレビ系)で「オチは決まっている」「100巻だとキリがいい」とコメントしているが、その真相はいかなるものなのか。ファンの間では物語の決着についてさまざまな考察が飛び交っており、真犯人予想などもたびたび盛り上がりを見せている。

 以上が「読んでみたい最終回」10位から4位までにランクインした長寿漫画だ。なおベスト3については、「ファンが選ぶ『終わってほしくない…けど“読んでみたい!”長寿漫画の最終回』ランキング」の記事を参照あれ。

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