■『花より男子』に「ついに終わってしまったと感慨深かった」

 そして、14.3%の得票数で第1位に輝いたのは、神尾葉子氏による『花より男子』。1992年から2004年まで『マーガレット』(集英社)で連載された作品で、2005年にTBS系で放送された井上真央松本潤がW主演を務める実写ドラマが大ヒットしたことでも知られている。

 裕福な生徒が集まる英徳学園を舞台に、一般庶民の牧野つくしが学園内のいじめや差別に立ち向かっていくというストーリーで、大金持ちの男子グループ「F4」の道明寺司や花沢類との関係が見どころ。

 全37巻という長期作品であることから、長年つくしたちを見守ってきたファンも多く、「つくしの根性にたくさん勇気づけられてきた」(33歳・女性)、「主人公のつくしが強くてかっこよかった」(31歳・女性)と、前向きなつくしの姿に励まされたというファンが多かった。また、「いろいろと困難や別れなどありどうなることかと思っていたから」(32歳・女性)、「本当に良かったとしか言えない」(43歳・女性)、「最後まで面白かった」(37歳・女性)、「最終回は、ついに終わってしまったと感慨深かった」(41歳・女性)と作品へのラブコールも寄せられた。

 なお、第4位には高屋奈月氏による『フルーツバスケット』(白泉社)が選ばれ、「最終回のラストシーンに感動した」(43歳・女性)、「とても優しい物語で印象深いです」(33歳・女性)という声が相次いだ。現在、『フルーツバスケット』のアニメ最終章にあたるThe Finalが放送中。アニメでどのようにそのラストが描かれるのか気になるばかりだ。

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「感動した少女漫画の最終回」ランキング1位から10位