■不朽の名作「丘の上の王子さま」の正体は…!?
続く第2位には、原作・水木杏子氏、作画・いがらしゆみこ氏による『キャンディ・キャンディ』が12.3%の得票率でランクイン。
1975年から1979年にかけて『なかよし』(講談社)で連載されていた本作は、20世紀初頭のアメリカ中西部およびイギリスが舞台。孤児の少女・キャンディの前に現れるたくさんの男の子との関係や衝撃の展開の数々が話題で、特にキャンディがかつて出会った「丘の上の王子さま」の正体が誰なのかが、最後まで読者の注目の的だったようだ。
今回のアンケートでは「丘の上の王子様の正体にびっくり」(49歳・女性)という意見が寄せられた。「途中はよく覚えていないけれど、とにかく最終回が良かったと、子ども心に印象に残っている」(48歳・女性)、「長めのストーリーで、内容もかなり濃かった思い出」(46歳・女性)、「キャンディの悲しい恋が切なかった」(45歳・女性)、「少女漫画の大傑作だと思います」(48歳・女性)と40代の回答者を中心に票が寄せられた。今もなお、当時の少女たちの心に深く印象に残る名作のようだ。