少年漫画には欠かせない、インパクトあふれる必殺技の数々。子どもの頃、大好きなキャラクターの必殺技をまねした経験のある人も多いのではないだろうか。そこで今回は、大人気バトル&アクション漫画が多数連載されていた80年代の『週刊少年ジャンプ』作品の中で「最強だと思う必殺技」をリサーチ。40代から50代の男性読者200名にアンケート調査を実施した。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■亀仙流の代名詞とも言える“飛び道具”
まず15.5%の支持を得て、第3位にランクインしたのが、『ドラゴンボール』に登場する必殺技「かめはめ波」。亀仙人と孫悟空を始めとする弟子たちが用いる亀仙流の技だ。
技名を叫びながら気をため、手からエネルギー波を発射。両手のひらを上下に重ねて構え、前に突き出すポーズはまねしやすく、当時から現在に至るまで抜群の知名度を誇るポピュラーな必殺技と言えるだろう。
手から飛び道具的なモノを発射する技と言えば、ウルトラマンのスペシウム光線などが有名だが、漫画では「かめはめ波」の印象が強い。ちなみに鳥山明氏の『Dr.スランプ』には、口からエネルギー波を発射する「んちゃ砲」というアラレちゃんの技もあった。
そんなかめはめ波を挙げた人からは「自分にとって必殺技といったらこれ」(42歳・男性)、「みんな知ってる技だし、すごく流行した」(53歳・男性)、「いまだに子どもがまねしてる。すごい影響力だから」(53歳・男性)などのコメントが寄せられていた。