5月27日で35周年を迎えた国民的人気タイトル『ドラゴンクエスト』。同日、スクウェア・エニックスのYouTubeチャンネルにて「35周年記念特番」が生配信され、さまざまな最新情報が発表された。
その中では、ナンバリングタイトルの最新作『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』や、『ドラゴンクエストIII HD-2Dリメイク』といった注目作品も発表。ファンから歓喜の声が上がっている。
そして同生配信に出演した“ドラクエの生みの親”である堀井雄二氏は、その重大発表の中でとても気になる発言を行っていたので振り返ってみたい。
■『ドラゴンクエストIII』リメイク版の発表の中で……
今回1や2ではなく『ドラゴンクエストIII』からリメイクすることに、堀井氏は「やっぱ3が一番思い入れがあったんで、今回3からいきなり作っちゃえ」と、堀井氏にとって思い入れの強い『ドラクエ3』を最初に持ってきた理由を明かした。
堀井氏は「続きとして、このあともし1、2と(リメイクが)行ければ、行きたい!」と『ドラクエ1』と『2』のリメイクについて個人的な見解を述べた。
さらに以前はドラクエ1、2、3の順で発売され『ドラクエ3』で意外な展開(勇者ロトの伝説にまつわるどんでん返しのことと思われる)があったことに触れたうえで、「今度は逆に3から始まって1、2をやれば、2のところで意外な展開も考えてるんで……」と、もしリメイク版『ドラクエ2』が実現したときの構想まで明かした。
すると「これ言っちゃっていいのかな、ここまで」とうっかりしゃべりすぎたことに堀井氏が気づくと、スクウェア・エニックスのスタッフから警告の笛を鳴らされ、堀井氏は爆笑していた。
ちなみにまだ『ドラクエ1』と『2』のリメイクは正式決定ではないそうだが、堀井氏は「この(発売の)順番で驚きを出したいですね」と笑みを浮かべていた。