歴代ガンダム「衝撃的だった女性キャラの死」ランキング、1位「ララァ・スン」に迫ったのは…!?(宇宙世紀編)の画像
画像は『機動戦士ガンダム』Blu-rayメモリアルボックスより引用
ガンダム「ショックだった女性キャラの死」ランキング結果はコチラ

 5月21日に封切りとなる映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、公開まであと1週間と迫った。このところテレビの地上波やYouTubeのガンダム公式チャンネル「ガンダムチャンネル」などで過去の劇場版作品が無料公開され、あらためてガンダムシリーズの名作を堪能したという方も多いことだろう。

 ガンダム作品の魅力と言えば、奥深いストーリーや舞台設定、モビルスーツなどのメカのカッコよさ、個性的なキャラクターなどが挙げられる。そして戦争をテーマに描いた作品だけに、悲劇的なシーンも数多く登場。とくに愛着のある女性キャラの悲しい最期に衝撃を受け、心を痛めた経験のあるガンダムファンは多いのではないだろうか。

 そこで今回は宇宙世紀の歴代ガンダムシリーズの「女性キャラの死」に関するアンケート調査を実施。30代から50代の男性ファン300名に、「死の場面がもっとも衝撃的だと感じた女性キャラ」についてリサーチを行った。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)

※以下、作品のネタバレに関する内容も含まれているので、気になる方はご注意ください。

■アムロの初恋……美しき軍人の残酷な最期

 第3位(7%)に支持されたのは『機動戦士ガンダム』に登場した地球連邦軍の「マチルダ・アジャン」だ。

 マチルダ中尉は、不時着して孤立したホワイトベースの修理と補給の特命を受けて派遣された軍人。主人公のアムロ・レイが初めて恋心をいだいた年上の女性であり、ほかのホワイトベースのクルーたちも凛とした美女のマチルダ中尉にメロメロだった。

 そんな中、ジオン公国軍の歴戦のパイロットであるガイア、オルテガ、マッシュからなる「黒い三連星」と呼ばれる3機のドムが、修理の終わっていないホワイトベースを急襲。この危機的な状況にマチルダ中尉は輸送機のミデアを発進させ、1対3の戦いを強いられたアムロの援護に向かう。

 そしてアムロのガンダムとドムの間に割って入るカタチで強行突入したマチルダのミデアだったがドムに捕まり、無残にもマチルダのいるコクピットを叩きつぶされて機体は爆散した。

 その後、アムロの奮闘で窮地を脱したホワイトベース隊は、マチルダをはじめとする戦死者に哀悼の意を表してクルー全員が敬礼。セイラは己が不甲斐なかったことをマチルダに謝罪しながら涙を流し、アムロはマチルダの名を絶叫する第24話の悲痛なラストシーンはとても印象的だった。

 そんなマチルダ中尉を挙げた人からは「正直、自分もマチルダさんが好きだった」(36歳・男性)、「すごく好感が持てるキャラで、死んでほしくなかった」(46歳・男性)、「主人公の憧れの人の死というお約束とは言え、やはりその死に様が衝撃的」(47歳・男性)、「当時は非常に残酷な死に方に感じた」(52歳・男性)などのコメントが寄せられている。

 ちなみにマチルダはジャブローに婚約者がいて、このときのオデッサ作戦が終わったら結婚する予定だったことも、のちのエピソードで明かされている。

  1. 1
  2. 2
  3. 3