■人外キャラの代名詞、ピッコロが首位に

 そして第1位となったのは『ドラゴンボール』のピッコロ。圧倒的知名度で28.5%という高い得票率となった。

 今回は、クリリン亀仙人・チャオズらの命を奪ったピッコロ大魔王の後継者である、2代目・ピッコロが堂々の1位にランクイン。このピッコロは、初代ピッコロ大魔王の遺志を受け継ぎ宿敵である悟空との戦いに臨むが、のちに悟空と共闘することになる。サイヤ人のラディッツを相手に悟空と2人で苦戦を強いられるも、最終的には魔貫光殺砲で悟空もろともラディッツを殺害した。

 敵であったがのちに頼れる仲間となったピッコロは、ナメック星人特有の緑色の体色が特徴。額にはナメクジのような2本の触覚が生えており、いかにも人外といったキャラクターだ。

 このインパクトのある見た目は当時の視聴者の心にも残ったようで、「緑といえばピッコロしか思いつかない」(46歳・男性)、「当時は見た目が怖かった」(31歳・女性)、「アニメで他にあんな色のキャラはいないから」(39歳・男性)というコメントが寄せられた。

 4位以下には、『うる星やつら』のラムや『ONE PIECE』のロロノア・ゾロなど、緑色の髪の毛のキャラクターが選ばれた(ただしラムの髪の毛が緑色なのはアニメ版のみ)。近年の作品では、市松模様の羽織が印象的な『鬼滅の刃』の竈門炭治郎も緑色のキャラクターだととらえた人も多いようだ。

 また、人間ではなくマスコットキャラクターの立ち位置であるケロロ軍曹(『ケロロ軍曹』)やニコチャン大王(『Dr.スランプ』)、ハロ(『機動戦士ガンダム』)なども少数ながら票を集めていた。

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