■アニメ史に残る画期的な演出
そして第1位(20%)に支持されたのは『シティーハンター』のエンディング曲『Get Wild』(歌:TM NETWORK)だった。
TM NETWORKの『Get Wild』は、作品のスタイリッシュなイメージにマッチした楽曲。エンディングの映像では都会を走る車のヘッドライトの光が効果的に活用され、街角にたたずむ冴羽リョウの姿が劇画チックに描かれているのもオシャレに感じた。
また、この頃のアニメはエンディングが流れる前にいったんCMを挟むのが通例だったが、『シティーハンター』は本編のラストシーンからそのままエンディングが流れる独特の手法を採用。アニメのラストシーンの途中から曲のイントロが流れ出し、最後の止め絵から少しずつ引いて全体絵を見せていくのは『シティーハンター』ならでは。このエンディングに移行する導入のカッコよさにしびれた人も多いことだろう。
そんな『Get Wild』を一番に挙げた人からは「曲の入り方が毎回最高」(44歳・男性)、「とにかく歌がかっこいい」(40歳・男性)、「アニメ史に残るエンディングです」(46歳・男性)、「曲のテンポが素晴らしく聞いていて心地いい」(46歳・男性)など、曲だけでなく映像や演出の良さを指摘する意見が目立った。
ちなみに『シティーハンター』は、同じTM NETWORKによる別のエンディング曲『STILL LOVE HER (失われた風景)』も9位にランクインしている。
今回のランキング全体を振り返ってみると、エンディング曲にもかなり有名なアーティストが起用されていたことにあらためて驚かされる。あなたが好きなエンディング曲は、今回のトップ12の中に入っていただろうか!?
アンケートサイト「ボイスノート」調べ
https://www.voicenote.jp/