『週刊少年ジャンプ』(集英社)の漫画が原作のアニメ主題歌といえば、最近では『鬼滅の刃』のオープニング曲『紅蓮華』(歌:LiSA)の大ヒットが記憶に新しい。アニメの主題歌の話になると、どうしても目立つオープニング曲が話題になりがちだが、しっとりとしたメロディアスなエンディング曲が好きというアニメファンも少なからずいることだろう。
そこで今回は、有名な作品が多い80年代に放送されたジャンプアニメのエンディングテーマの中で「一番心に残っている曲」をリサーチ。40代から50代の男性ファン200名を対象にアンケート調査を実施した。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■水森亜土が歌う、ちょっぴり切ないエンディング曲
第3位(10.5%)には、同率で2曲がランクイン。そのひとつ目は『Dr.スランプ アラレちゃん』のエンディング曲『アレアレアラレちゃん』(歌:水森亜土)だ。
弾けたオープニング曲とは対照的に、『アラレちゃん』のエンディング曲はしんみりした落ち着いた曲調。どこか切ないメロディと、アラレちゃんのことを紹介するカワイイ歌詞が印象深い。エンディングに流れる映像には、のどかなペンギン村の風景や月夜にたたずむ則巻家などが描かれていた。
そんな『アラレちゃん』のED曲を挙げた人からは「ほのぼのした感じで癒やされる」(56歳・男性)、「ほっこりした気分になれるエンディングだった」(51歳・男性)、「覚えやすくてよく歌っていた」(42歳・男性)といったコメントが寄せられている。
ちなみに夏限定のエンディング曲『アラレちゃん音頭』も有名で、いまだに地域の盆踊り会場で使用されることも。もしかすると今の若い子でも『アラレちゃん音頭』は聞いたことがあるという人がいるかもしれない。