■幼い頃に受けた手術痕をそのまま残すブラック・ジャック
続く第2位は9.0%の得票率だった『ブラック・ジャック』のブラック・ジャック。
手塚治虫氏の描く医療漫画『ブラック・ジャック』の主人公ブラック・ジャック(間黒男)は、黒いマントに白と黒のツートンカラーの髪型、つぎはぎの顔を持つ無免許医師で、高額な治療費を求める代わりに天才的な外科技術でさまざまな怪我や難病を治療する。
ブラック・ジャックのつぎはぎ顔は、8歳のときに不発弾の爆発事故に遭い体中がバラバラになった際、恩師による手術で形成されたもの。よって顔だけでなく全身がつぎはぎの傷だらけになっており、その経験から自身も外科医を目指したという経緯がある。なお、カラーで青く塗られる顔面のつぎはぎは、その移植用の皮膚の提供をしてくれた同級生のものあることがコミックス3巻で明かされており、ブラック・ジャックは感謝の証として傷跡をそのまま残しているようだ。
選んだ人からは「顔に傷といえばブラックジャック」、「顔の色が違う理由をアニメで知って驚いた」「アニメキャラのなかでも一番目立つ傷跡だから」というコメントが寄せられた。