漫画やアニメには、これまで顔に傷を持つ人気キャラクターが数多く登場してきたが、顔に刻まれる“傷跡”は、彼らのバックボーンを語る上で欠かせないトレードマーク。ストーリーが進むにつれて、意外な過去が明らかになることも少なくない。そこで今回は「顔の傷が印象的なアニメキャラ」について30代から40代の男性300人を対象に調査を行った。以下、トップ3をランキング形式で、顔に傷がついた理由もあわせて紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
まず全体の8.7%の票を集めて第3位に選ばれたのは、尾田栄一郎氏の漫画『ONE PIECE』(集英社)のモンキー・D・ルフィ。
ルフィは左目のすぐ下に1本の大きな切り傷と、それに対して垂直についた小さな2本の切り傷がある。これは第1話の物語開始からわずか5ページで、海賊になる夢を持つ7歳のルフィが自分の度胸を示すためにナイフでつけたもの。ルフィはこのあと、シャンクス率いる海賊と山賊の戦いを目の当たりにし、シャンクスに命を救ってもらうことになる。その10年後、海賊王になることを目指して航海に出るというのが第1話のストーリーだ。
今年1月に連載1000話を迎え、6月にコミックス第99巻が発売となる同作。あまりにも最初のエピソードすぎるため、ルフィの顔に傷がついたそもそもの原因を忘れていたという人の声も今回のアンケートでは届いたが、「海賊っぽいから、顔に傷といえばルフィ」「ルフィのトレードマークだと思う」「今は胸の大きな傷のほうが気になりますが(笑)」とルフィの傷を印象的だと思う人から票が集まった。