■師匠・上司に多い眼帯キャラから丹下段平がトップに

 そして16.3%の票を集めて第1位になったのは、『あしたのジョー』の丹下段平。矢吹丈を一流のボクサーに育て上げた丹下段平。左目の眼帯に加えて眉間とほおにある大きな縫い傷や赤い鼻、出っ歯など顔面にかなりインパクトのあるキャラクターだ。今回のアンケートでは上司や師匠キャラの名が多く挙がったが、その中で丹下段平がトップに輝いた。

 丹下段平は自身も強豪のプロボクサーだったが、左目の怪我が原因で引退しており、ジムの会長に就任するも経営が軌道に乗らず、ジョーに会うまでは酒に溺れる荒れた生活を送っていた。以降はジョーを支える厳しくも気のいいトレーナーとして描かれている。

 今回は特に30代と40代の男女票を多く集めており、選んだ人からは「怖い見た目と眼帯が合っている」(44歳・男性)、「眼帯といえば丹下段平とか、バキの愚地独歩のイメージです」(49歳・女性)、「特徴的な見た目だから」(49歳・女性)というコメントが寄せられた。

 本当に目を失っている者、大切な秘密を隠している者、はたまたオシャレやキャラづけなど、彼らが眼帯をつける理由もさまざま。その隠れた片目にロマンを感じるファンも多いようだ。なおトップ10以内に入った12人のキャラクターは右目に眼帯が6人、左目に眼帯が6人と半々の結果となった。

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