映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場』シリーズ完結作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が、3月8日の公開から1か月で興行収入70億円を突破。興収・観客動員数ともにシリーズ最高記録を更新している。『エヴァ』といえば、2012年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』で本編の時間軸が『破』から14年経過したところからスタートし、観客をとまどわせたことが印象深い。なかでも人気キャラのアスカが左目に眼帯をつけて登場したことに驚いたファンも多かったのではないだろうか。
眼帯はキャラの個性を際立たせる重要なアイテムで、漫画・アニメ・ゲームでの名物“眼帯キャラ”は老若男女さまざま。そこで今回は、「眼帯キャラ」と聞いて真っ先に思い浮かぶ人物について、10代から40代の男女300人を対象にアンケート調査を実施。懐かしのキャラクターから個性的なイケメンまで、魅力的なキャラクターの名前が多く挙がった。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)
■軍人×眼帯の相性の良さでブラッドレイが4位に
まず、7.3%の人に選ばれ第4位になったのは『鋼の錬金術師』のキング・ブラッドレイ大総統。
『鋼の錬金術師』の舞台である軍事国家アメストリスの国家元首にして独裁者で、軍属の錬金術師である主人公のエドワード・エルリックやロイ・マスタング大佐にとっては上司にあたるブラッドレイ。その正体は敵対するホムンクルスの一人「ラース(憤怒)」で、眼帯に隠した左目にはウロボロスの紋章が宿っている。
ふだんは厳格な軍人で、サーベルを構えて自ら前線で戦い強さを見せるいっぽうで、エドたちには好意的でおちゃめな一面を見せることもしばしば。そんな彼が敵だったことは、当時の読者を大いに驚かせた。
選んだ人からは「ゴツめ眼帯の代表的キャラだと思います」(33歳・女性)、「大総統がホムンクルスだったなんて、かなり驚きました」(33歳・男性)、「眼帯の理由になるほどと納得」(39歳・男性)、「軍人に眼帯は似合いすぎる!」(33歳・女性)というコメントが寄せられた。眼帯が彼の強キャラ感をますます際立たせていたようだ。