■師匠が意地を見せた大一番!
第2位(13.5%)に支持されたのは、悟空が初出場した第21回大会決勝の「悟空vsジャッキー・チュン」という対戦カード。言うまでもなくこのジャッキー・チュンとは、亀仙人が変装した姿である。
成長著しい弟子の悟空やクリリンのことを思って大会に出場した亀仙人。決勝まで勝ち上がった悟空との戦いで、悟空はジャッキー・チュンの「かめはめ波」や「残像拳」をマネしたり、「酔拳」に対抗して「狂拳(狂犬)」を出したりと、非凡なセンスを見せる。
ジャッキー・チュンは、奥の手の「萬国驚天掌(ばんこくびっくりしょう)まで繰り出し、悟空をギブアップ寸前まで追い詰めるが、ここで空の満月を見た悟空が大猿に変身。大暴れをして大会どころではなくなる展開に。
そこでジャッキー・チュンは渾身の力を込めた「かめはめ波」を発射。なんと月を消し去るファインプレー(?)で悟空を人間の姿に戻した。最後はヘトヘトの2人の攻撃が相打ちになりダブルKO。先に立ち上がり「優勝したもんねー」と宣言したほうが優勝という謎の大会ルールにより、見事制したのはジャッキー・チュンだった。
師匠として「上には上がいる」ことを教えるためだけに天下一武道会に参加した亀仙人の雄姿が忘れられない人も多かった様子。「想像以上の亀仙人の強さにびっくりした」(37歳・男性)、「見応えのある師弟対決だった」(39歳・男性)、「弟子の悟空の強さに焦りながらも、ぎりぎり勝利したのが良かった」(44歳・男性)といった声が寄せられていた。
ちなみに第22回大会の「天津飯vsジャッキー・チュン」の試合も上位に食いこんだ人気カードだった。