■キグナス氷河の代名詞

 第2位(11%)にランクインしたのも、水瓶座のカミュが白鳥星座の氷河に伝授した技「ダイヤモンドダスト」。こちらも3位の「オーロラエクスキューション」と使用者は同じで、氷河の根強い人気ぶりを示す結果となった。

「ダイヤモンドダスト」は、小宇宙で作り出した凍気を拳から放出する技で、食らった相手を凍結させる絶大な威力を持つ。この技のことを氷河は「静の技」と呼んでいた(一方の“動の技”はホーロドニースメルチ)。

 金髪の美少年・氷河のクールなビジュアルや言動にピッタリの技で、アニメ版では発動前に白鳥が羽ばたくような独特のポーズを見せたことでも知られている。

 ちなみに冷えた冬の朝、小さな氷の結晶がキラキラと輝く自然現象のことも「ダイヤモンドダスト」と呼ぶが、これを聞くたびにキグナス氷河の技を思い浮かべてしまう人もいるのではないだろうか。

 そんな「ダイヤモンドダスト」を選んだ人からは「技を解き放つシーンが印象的」(46歳・男性)、「昔すごく憧れた技だから」(40歳・男性)、「技を使うときの動作が、どの必殺技よりもかっこよかった」(52歳・男性)、「子どもの頃、一番マネをした技かもしれない(47歳・男性)といったコメントが寄せられている。

  1. 1
  2. 2
  3. 3