1985年12月から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載が始まった車田正美氏の『聖闘士星矢』。星座をモチーフにした登場人物が多数登場し、「聖衣(クロス)」と呼ばれる鎧をまとって死闘を繰り広げるバトル漫画だ。現在は『週刊少年チャンピオン』にて、完全新作となる『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』が不定期連載されている。
そんな人気漫画『聖闘士星矢』と言えば、やはり聖闘士たちが繰り出すド派手な必殺技の印象が強い。そこで今回は、作中に登場した「一番好きな必殺技」についてリサーチ。少年ジャンプの連載時を知る40代から50代の男性200名にアンケート調査を実施した。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■小宇宙が生み出す「絶対零度の凍気」
第3位(8.5%)に支持されたのは、黄金聖闘士である水瓶座(アクエリアス)のカミュの「オーロラエクスキューション」。白鳥星座(キグナス)の氷河も、師・カミュとの戦いの中で会得することになる奥義だ。
この技は、両手を組んでから頭上高く掲げ、そのまま両腕を前方に振り下ろして絶対零度の凍気を放射。水瓶から水を注ぐ動きを自らの拳で体現した技であり、食らった相手を氷漬けにする圧倒的な破壊力もインパクトがあった。
この「オーロラエクスキューション」は技名のカッコよさや、必殺技発動時のポーズのマネのしやすさもあって当時、子どもたちの間でも大人気だった。
「オーロラエクスキューション」を挙げた人の理由としては「カミュのファンだったので」(40歳・男性)、「アニメで見たときに迫力があって必殺技って感じが好きだった」(44歳・男性)、「ポーズ、使用キャラともにカッコいい!」(55歳・男性)などが寄せられていた。