殺伐とした雰囲気になりがちなロボットアニメにおいて、可愛いヒロインたちの存在は“一服の清涼剤”と言っても過言ではない。そこで今回は、1970年~80年代のロボットアニメ作品の中で「一番好きだったヒロイン」についてリサーチ。30代から50代の男性300名を対象にアンケート調査を実施した。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
第3位(6.3%)にランクインしたのは、1982年から83年に放送された『超時空要塞マクロス』に登場する「リン・ミンメイ」。劇中、「歌」が重要なカギを握っている『マクロス』において、“歌姫”というポジションだった美少女だ。
ミンメイは、巨大な宇宙戦艦マクロスで行われた「ミス・マクロスコンテスト」に優勝。それをきっかけにアイドルデビューを果たし、瞬く間にスター街道を登りつめていく。そのミンメイの歌声はマクロスの人々だけでなく、敵対する異星人「ゼントラーディ」の兵士まで魅了し、戦争を終わらせる要因にもなった。
ミンメイの声を務めた飯島真理は当時新人歌手ながら、本作で声優や主題歌を担当。劇場版の主題歌『愛・おぼえていますか』は、アニソンながらオリコンチャート入りを果たす大ヒットとなり、アニメと音楽のメディアミックスをいち早く実現させた存在でもあった。
そんなリン・ミンメイの名を挙げた人からは「容姿も歌声も最高だった」(44歳・男性)、「可愛いけどちょっとわがまま。だがそれがいい」(45歳・男性)、「アニメで一番最初に好きになった女の子かも」(48歳・男性)、「ミンメイじゃなく未沙を選んだ輝が信じられない」(52歳・男性)といったコメントが寄せられている。