■初代ガンダムの人気ナンバーワンは!?
第2位(10.7%)に支持されたのは、1979年から80年に放送された『機動戦士ガンダム』に登場する「セイラ・マス」。ホワイトベースの頼りになるクルーの一人だが実はシャア・アズナブルの実妹で、本名は「アルテイシア・ソム・ダイクン」。
ホワイトベースでは通信オペレーターを任され、言葉巧みにパイロットのモチベーションを上げることでおなじみ。「あなたならできるわ」とアムロを勇気づけるシーンでは、故・井上瑤さんの柔らかな声色もあいまって魅了されたファンは多いことだろう。
その一方でジオンの高貴なる血筋を思わせる気高い性格を持ち合わせ、自分勝手なカイ・シデンを平手打ちして「軟弱者!」と批判したシーンは有名。また、兄のシャアの動向を探るため、勝手にガンダムに乗りこんで出撃するような行動力も見せた。
そんなセイラ・マスの名前を挙げた人からは「ロボットアニメと言わず全アニメの中で一番好き」(48歳・男性)、「きれいな金髪のお姉さま。褒められたり怒られたりしたかった」(47歳・男性)、「隠しきれない気品」(53歳・男性)、「容姿もしゃべり方も最高」(48歳・男性)といったコメントが寄せられている。
ちなみにセイラと同じくホワイトベースのクルーであるフラウ・ボゥも、このランキングでは4位と健闘。けなげな素朴系ヒロインのフラウと、生まれながらの姫であるセイラとでは、今回はセイラのほうに軍配が上がったカタチだ。