『シン・エヴァ』公開までに振り返りたい! テレビ版『エヴァ』の衝撃的だった“神回”ランキングの画像
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』 (C)カラー
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 1995年から1996年にかけて放送されたテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』は、当時社会現象ともいえる大ブームとなった。そして2007年からは「新劇場版」も公開され、同作が再び話題を席巻。劇場版は公開済みの『序』『破』『Q』を含む4部構成になっており、最新作で完結作となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』は1月23日の公開を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大の状況や、政府による緊急事態宣言を受け、1月14日に2度目の公開延期が発表となった。

『シン・エヴァ』の公開延期に残念がる声が多く上がっているが、完結作の前にもう一度テレビシリーズから見返してみるのも、映画への期待をより高めるひとつの方法ではないだろうか。そこで今回は、テレビ版『新世紀エヴァンゲリオン』全26話の「神回」について調査。テレビ版『エヴァ』といえばショッキングな演出や、聴き慣れない難解なワードで視聴者にインパクトを与えたが、今回はリアルタイムに視聴していたエヴァ世代と思われる30代から40代の男女300名を対象に「もっとも衝撃的だったエピソード」について回答を募集。その結果を簡単なストーリーを交えてご紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)

※以下、テレビシリーズ本編のネタバレを含みます。

■使徒を捕食しインパクトを与えた第拾九話

 第3位にランクインしたのは、全体の11.7%の人に支持された第拾九話「男の戰い」。前話である第拾八話でのクラスメイト・鈴原トウジとの戦闘で心が折れかけたシンジが再びエヴァに乗り、最強の使徒・ゼルエルに対峙するエピソード。

 なんとか一命を取り留めたトウジだったが、シンジは初号機への搭乗を拒絶。ところがそこに第14使徒・ゼルエル(新劇場版では「第10の使徒」として登場)が襲来し、レイの乗る零号機とアスカが乗る弐号機を倒してしまう。NERV特殊監査部所属のスパイ・加持リョウジから説得されたシンジは、再び初号機に乗り込みゼルエルと交戦。シンクロ率は400%を超え、暴走した初号機がゼルエルを食い始めるのだった。

 アスカの腕や首が切られ、レイは自爆。その後に満を持して戦うことになったシンジの乗る初号機が暴走し、獣のように四つんばいでゼルエルを捕食するという、かなり衝撃的な描写が登場した第拾九話。当時から「神回」と名高いエピソードだが、今回のアンケートでも「子どもながらに戦慄したのを今でも覚えています……」(38歳・女性)、「白い息を吐く初号機にビビった。リアルな人間の腕がエヴァから生えてるのも生々しい」(42歳・男性)、「話の展開が濃密。全ロボットアニメの中でもトップクラスの神回だと思う」(40歳・男性)、「『破』では号泣エピソードになってたけど、テレビ版のゼルエル戦は本当に怖かった」(39歳・女性)といった回答が寄せられた。

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