江口拓也、観客とジョッキ型ペンライトで居酒屋コンセプトのライブを開催!『Kiramune Presents Takuya Eguchi Live Tour 2022 朝まで呑みたい〜EGUCHI屋〜』神奈川公演レポートの画像
江口拓也

ソロアルバム発表時は、「なんとなくライブを見据えた曲作りをしているところはあった」と語っていた江口拓也。その想いのとおり、アルバム『EGURand』を提げたライブツアーを開催! 熱く、ときにユルく(!?)、江口らしさ全開の『Kiramune Presents Takuya Eguchi Live Tour 2022 朝まで呑みたい〜EGUCHI屋〜』神奈川公演の模様をお届けします!

 

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クールかつコミカルに……あらゆる江口拓也が堪能できるライブ

 2ndミニアルバム『EGURand』リリース後の初のソロライブツアーということもあり、会場に詰めかけたファンが期待に胸を膨らませて開演を待っていると、バックバンドの演奏がスタート! 江口がステージに登場した途端に客席からは大きな拍手が巻き起こる。今回のライブのコンセプトである“居酒屋”を意識して、「今日はたくさん飲んで帰ってくださ〜い!」という江口のかけ声とともにソロデビュー曲の『Love & Smile』が始まり、アップテンポな明るいナンバーに合わせてジョッキ型のユニークなペンライト(なんとコップとしても使用できる2WAY仕様!)が揺れる。

 

 続いて、サウンドクリエイターのDECO*27が書き下ろした『AGARISM』が披露され、曲に合わせて踊るダンサーのコミカルな動きに思わず笑顔になるファンたち。楽しい楽曲に身を委ねていると、江口は「皆さま! いらっしゃいませ。ようこそ江口屋へ」と挨拶をしてそのままMCコーナーヘ。ソロ活動時のイメージカラーのゴールドからビールを連想したことを明かした後、木村良平・代永翼との3人組ユニットTrignal活動時でのソロ曲『Catch a Break』が披露された。自ら作詞を手掛けたこの曲は、小学生の頃の初恋を歌にしたというピュアな物語が情熱的な歌声で届けられていく。“ノートに君の名前書いては消して繰り返した”という歌詞と激しいサウンドのギャップが、天の邪鬼を公言する江口らしい世界観でニヤリとしてしまう。

 

 さらに切ないメロディーが胸に響くナンバー『Love Loser』、“気楽に生きていけるように”というワードをイメージして作られた『SŌIUMONDA』、“眠れないなら朝まで乾杯しよう”という彼の温かい言葉が心に沁みる『ハローグッバイ』が続けて披露され、会場の熱気がどんどん高まっていく。

 

 MCでは「(会場にいるみなさんの)大半はえぐぅ推しということでよろしいでしょうか?」という茶目っ気たっぷりなコメントに対してファンが拍手で応えるという微笑ましい場面も。そのあと披露されたのは、Kiramune楽曲提供・メンバーが参加した人気ゲーム「ROOT∞REXX」で江口が演じたギタリスト・九条駿のテーマソング『Heart and soul』。曲が終わると、ニンジンやじゃがいもなどを持ったダンサーがステージに登場し、江口いわく“カレーを作る”をテーマに作ったという『カレパ!』がスタート。2ndミニアルバム「EGURand」のジャケット写真にも登場した顔が書かれた黄色い紙袋を被ったり、「カレー」を連呼する歌詞があったりとカレー愛溢れる演出がなんともユニーク!

 

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