今年から新体制になったSparQlew(上村祐翔/保住有哉/堀江瞬/吉永拓斗)が3rdフルアルバム『neon』をリリース。今作では新体制初のドラマタイアップとなったTOKYO MX ⽉曜ドラマ『⽚恋グルメ⽇記2』オープニング主題歌 「Precious days」や、パーソナリティーを務めるWEBラジオ番組「Kiramune Presents 僕らのMusic park」のオープニング曲 「レジリエンス」 など新曲10曲を収録。アルバムが完成し、発売を控える彼らに直撃インタビュー! 第1回目は、タイトルに込めた想いとアルバムコンセプトについて聞きました。(全3回)
※ ※ ※
新体制になってのフルアルバムは「いろんな僕たちを見てもらいたい」という気持ちで作った
――ニューアルバム『neon』の制作が決まったときのお気持ちと、このアルバムのコンセプトについて教えてください。
堀江 4人体制になって初のフルアルバムを出すということで僕は最初ドキドキしていました。でも情報が発表されて、皆さんが喜んでくれているのをSNSで見かけて。そこでやっと喜びを感じましたね。
上村 SparQlewのラジオ番組「僕らのMusic Park」のテーマソングを新しく作ろうということになったんです。そこでまず「レジリエンス」という曲を収録させていただいて。
吉永 たしか、そこから「アルバムを作っていこう」、「どういうコンセプトで作っていこうか」という話し合いをしたんですよね。
堀江 「レジリエンス」は、シンセサイザーの弾むような音が心地よい疾走感あふれるナンバーになっていて、僕自身もお気に入りの一曲なのですが、歌詞の雰囲気もよくて。〝リスタート〟っていう言葉で始まり、若者の少し斜めから世の中をとらえている感じや、静かな闘志みたいなものを感じられる歌詞が、まずは新体制の僕らを象徴する曲としてぴったりなものになったなって思います。
保住 そうだね。「レジリエンス」のほかにも、恋愛ドラマ「片恋グルメ日記2」のタイアップのお話もいただいていたんです。
――ドラマタイアップとなった「Preciousu days」は、「レジスタンス」とはまた印象が違って、柔らかい空気感のなかに真っ直ぐな想いの強さが感じられる爽やかな一曲ですよね。
保住 そうなんです。当時、ドラマに寄り添うような王道ソングを作りたいですねという話になって。それでせっかくだから、一つのコンセプトにまとめるよりも、いろいろなジャンルの曲を集めて、新しくなった僕らの顔を覚えてもらおうと思ったんだよね。
堀江 「こういう曲を歌いたいね」と、まずは4人で話し合って、そのあとでスタッフさんを交えたミーティングで〝ザ・新生SparQlew〟を届けたいということを伝えました。
――『neon』というタイトルはどうやって決めたのですか。
堀江 レコーディングをしばらく進めてから決めたのかな、たしか。
保住 どうやって決めたんだっけ?
上村 「レジリエンス」を録ったあとに、「white light/night flight」という曲を録ったんです。この曲は、「僕らが情景を俯瞰して見ているような曲を歌ってみたい」とリクエストをして、楽曲を作ってもらったのですが、出来上がったデモを聴いたときに、タイトルや歌詞にある「光」という言葉がすごく印象的だったんだよね。
保住 そうだった!
上村 「レジリエンス」、「white light/night flight」と、この2曲ができたときに、コンセプトを話し合う会話のなかで、〝ネオン感〟とか〝ネオンっぽさ〟っていう話になったんだよ。
堀江 ネオン街って、いろんなお店や建物のいろんな思惑がある光が集まったところだと思っていて、今回のアルバムも多種多様な楽曲が集まっているから、それがネオンの光の集合体みたいな印象を受けたんだよね。
吉永 たしか、ミニアルバム『Daybreak』(2021年)が夜明けという意味だったから、そこからひと皮むけたSparQlewを象徴する言葉として、「neon」だっていう話もしていたと思う。
保住 ジャケット写真をそういう感じで撮りたいねっていう話もしたよね。ギラギラして、少し大人っぽい感じ。
吉永 今回、そのイメージがそのままジャケットになったし。
上村 でも、最初はこれをアルバムタイトルにしようとは思ってなかったよね。
保住 いろいろ考えて、「neon」がしっくりきていたから、「これがいいじゃん?」って。そこでみんなの意見が一致しました。
――レコ―ディングはどんなふうに行なわれましたか。
上村 制作期間は、約半年くらいですね。ただ、『neon』の全体像がはっきり見えていたので、レコーディングまでは大変だったけれど〝今日はここまでステップアップできたな〟というふうに実感しながら楽しくレコーディングできたと思う。求められるスキルはいままでに比べたら高いものだったね……。
吉永 たしかに、いままでにはなかったレコーディングの取り組み方でしたね。
保住 レコーディングに関しては、あまりお互い話さなかったよね。いままでは、歌い終わったあとに「こんな感じだったよ」って感想を言い合ったりしていたけど。
吉永 たしかに今回は何も話さなかったね。
保住 でもそれって、不安がなかったっていうことでもあると思う。曲調もいままでとは違うテイストの楽曲が多かったけど、自分たちのなかでしっくり歌えたからこそ、余計な探り合いがなかった。キーの変更があったときだけは、一応業務連絡はしていたけどね!
吉永 10曲ある楽曲はどれも難しくて、レコーディングを重ねるたびに、前に録った曲の難易度を超えてきましたね(笑)。
保住 たしかに5曲目を録った辺りから、難しい曲が増えてきたね!
吉永 そう。だから、技術的にも自分たちが成長できたアルバムになっていると思います。
※ ※ ※
続きは明日公開!
神谷浩史、岡本信彦、江口拓也ほか、WEB声優MEN Kiramuneレーベル記事はコチラ
SparQlew ニューアルバム『neon』
2022年7月27日発売
[豪華盤] ※豪華盤は初回限定⽣産商品となります。
<価格> 6,820円(10%税込)/ 6,200円(税抜) <品番> LACA-35997 <収録内容> CD(10 曲収録)/BD(MV+メイキング+TRAILER)/三⽅背ケース/ブックレット(48P) / フォトカード(メッセージ⼊り/4枚封⼊) /ペーパースタンディ(全4種/ランダム封⼊)
[通常盤]
<価格>3,080円(10%税込)/ 2,800円(税抜) <品番> LACA-15997 <収録内容> CD(10曲収録)/メッセージカード(初回⽣産限定封⼊特典)
1.レジリエンス 作詞:PA-NON 作曲・編曲:佐々⽊裕
2. Future+ 作詞・作曲:渡辺 翔 編曲:eba
3. Beauty Girl 作詞・作曲・編曲:きなみうみ
4. Sunrise 作詞:指⽥フミヤ 作曲:⼭⽥智和 編曲:⼤久保薫
5. LOVE SIGNAL 作詞:MIZUE 作曲・編曲:Ka4MURA
6. Precious days 作詞:PA-NON 作曲:ArmySlick、Giz'Mo(from Jam9) 編曲:渡辺拓也
7. ⾬に踊れ 作詞:zopp 作曲:Hiddie、宇野⽔⽊、Kaz Kuwamura 編曲:前⼝ワタル
8. 光 作詞・作曲:ヒロイズム 編曲:家原正樹
9. white light/night flight 作詞:喜介 作曲・編曲:佐々⽊裕
10. Welcome to SparQlew 作詞・作曲・編曲:渡辺拓也
SparQlew Live Tour 2022「PROGRESS」
特設サイト:https://kiramune.jp/live/sparqlew2022/
<⼤阪公演> 8⽉7⽇(⽇)オリックス劇場ホール
<東京公演> 8⽉14⽇(⽇)中野サンプラザ
<福岡公演> 8⽉20⽇(⼟)Zepp Fukuoka
<愛知公演> 8⽉28⽇(⽇)Zepp Nagoya
Profile
SparQlew 2018年に結成。2019年にCDデビュー。
上村 祐翔
10⽉23⽇⽣まれ。埼⽟県出⾝。O型。
代表作・最近の出演作:「⽂豪ストレイドッグス」中島敦役、「シャドウバースF」天⻯ライト役、「ツルネ‐⾵舞⾼校⼸道部」鳴宮湊役など。
保住 有哉
12⽉14⽇⽣まれ。福島県出⾝。O型。
代表作・最近の出演作:「シュート! Goal to the Future」⼭⼝⼀希役、「セブンナイツ レボリューション-英雄の継承者-」ギルダン役、「回復術⼠のやり直し」ケヤル/ケヤルガ役など。
堀江 瞬
5⽉25⽇⽣まれ。⼤阪府出⾝。AB型。
代表作・最近の出演作:「彼⼥、お借りします」⽊ノ下和也役、「神クズ☆アイドル」吉野カズキ役、「ドラゴンクエスト ダイの⼤冒険」チウ役など。
吉永 拓⽃
9⽉14⽇⽣まれ。埼⽟県出⾝。A型。
代表作・最近の出演作:「DAYS」柄本つくし役、「魔⼊りました!⼊間くん」アガレス・ピケロ役、「ポケットモンスター」ホップ役など。
SparQlew公式ホームページ:https://kiramune.jp/artist/SparQlew/