古川 慎待望のタイアップシングルが、現在、好評発売中。WEB声優MENでは、古川 慎単独インタビューを敢行。全3回の第2回は、現在放送中のTVアニメ『薔薇王の葬列』の第1クールオープニングテーマ『我、薔薇に淫す』のレコーディングエピソードと、アニメ盤収録の楽曲『光の回廊』の制作エピソードについて語ってもらった。
※ ※ ※
普段と違う不思議な感覚でアニメを観ています
――実際にアニメが放送されて、オンエア中に主題歌が流れているのをご覧になって、どんな印象を受けましたか。
いざ第2話のオープニング映像を観ると、自分の歌が流れているのになんだか他人事のように感じる部分もありつつ、一気に物語に引き込まれるアニメーション演出で、「面白そうな作品が始まったぞ……!」と期待が膨らむ映像になっていると、一視聴者として思いました。もうこれは本当に、オープニングを担当した原画スタッフのみなさんと、この作品の世界観によるものが大きいと思っているんですけれど。
――今回は、声の出演はなく、純粋に主題歌として携わってらっしゃるんですね。役も演じて、主題歌を担当される形とは、また感覚が違うのでしょうか。
そうですね。主題歌のみで携わらせていただいていると、作品を俯瞰で観られるんです。今回は、声の出演をしているときとは違う不思議な感覚を持ちながらアニメを観ていますね。
――アニメ盤のCW曲『光の回廊』も、アニメの世界観に通ずる作品ですね。
こだまさんが書いてくださった、『薔薇王の葬列』と近しい世界観の歌詞が表題ともマッチしていますし、メロディラインやこの楽曲が醸し出す雰囲気もすごく好きだったので、楽しくレコーディングをさせていただきました。「生まれた意味など到底わかりようのない日々を」という歌詞はとくに印象に残っています。僕自身も未だにわかっていないですし、わかっている人のほうが少ないと思うんですけれど、自分の気持ちとリンクして、より感情を込めて歌うことができました。
――この楽曲のレコーディングはいかがでしたか。
この楽曲は、これまでとは少し違う声の響きの作り方など、いろんな挑戦をさせていただきました。例えば、コーラスラインが多かったので、そこでゴスペルのような高音の響かせ方をしてみたら面白いかなと思って試してみたり。なので、そういう細かいところも聴いてみていただけると、うれしいですね。
古川慎インタビュー第3回は明日公開予定!
古川慎インタビューバックナンバー、テレビアニメ『薔薇王の葬列』関連記事はコチラ
PROFILE
古川 慎 ふるかわ まこと
9 月 29 日生まれ。熊本県出身。「吸血鬼すぐ死ぬ」ロナルド役、「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」白銀御行役、「アイドルマスターSideM」アスラン = ベルゼビュート II 世役など多数の作品で活躍中。2018 年7 月4 日にランティスよりデビューシングル「miserable masquerade」をリリース。オリコンデイリーランキングでは初登場 7 位を記録するなど話題を呼んだ。 2021年4月に東京・キネマ倶楽部にて初のオンラインライブ「MAKOTO FURUKAWA Streaming Kinema "from fairytale"」を開催。 <主な出演作品>アニメ「ワンパンマン」サイタマ役、「転生したらスライムだった件」ベニマル役、「フルーツバスケット」草摩潑春役、「Dr.STONE」大木大樹役、「憂国のモリアーティ」シャーロック・ホームズ役など。
<INFORMATION>
古川 慎
4th シングル『我、薔薇に淫す』発売中
【アーティスト盤(CD のみ)】
品番:LACM-24241
価格:1,430 円(10%税込)/ 1,300 円(税抜価格)
<アーティスト盤 収録内容>
M1. 我、薔薇に淫す
M2. first light
M3. 我、薔薇に淫す-Instrumental-
M4. first light -Instrumental-
【アニメ盤 (CD のみ)】
品番:LACM-24242
価格:1,430 円(10%税込)/ 1,300 円(税抜価格)
<アニメ盤 収録内容>
M1. 我、薔薇に淫す
M2. 光の回廊
M3. 我、薔薇に淫す-Instrumental-
M4. 光の回廊 -Instrumental-