12月13日は「ビタミンの日」。明治43年に鈴木梅太郎博士が米ぬかの中に脚気(かっけ)を予防する「ビタミンB1」があることを発見したのがその由来だが、体にビタミンが必要なように、心にもビタミンは必要不可欠だ。そこで、今回はビタミンの日にちなんで「見ているだけで元気をもらえるキャラ」について調査を実施。10代から30代の男女300人にアンケートを行った。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
まず第5位に選ばれたのは全体の7.7%の人に選ばれた『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎。『鬼滅の刃』は2016年から今年の5月まで『週刊少年ジャンプ』に連載されていた漫画で、12月4日に発売となったコミックス最終23巻をもってシリーズ累計発行部数が1億2000万部を突破。現在公開中の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」も公開8週連続で興行収入1位を記録中で、社会現象を巻き起こしている。
アニメでは花江夏樹が声優を担当する主人公・炭治郎の魅力といえば、なんといってもその優しさが挙げられる。同期や家族への思いやりや心のこもった言葉の数々、ひたむきに自己研鑽を続ける姿や、ときには敵の鬼に対しても向けられるあたたかい言葉に心を打たれた人も多いはず。今回のアンケートでは、「無限列車編で本当に元気をもらった!」(23歳・男性)、「炭治郎を見ていると頑張ろうという気持ちになる」(25歳・女性)、「こんなにつらい境遇にあっても優しさを忘れない、美しい心の持ち主だから」(32歳・女性)、「普段は優しいけど、鬼との戦闘時には強い意志を感じるから」(19歳・女性)という意見が寄せられた。苦境にあってもけして諦めず敵に立ち向かう炭治郎の姿に「元気をもらえる」という人のコメントが集まった。