■鬼になって「鬼舞辻無惨の部下となる」
1000年以上前に生まれた鬼の始祖である鬼舞辻無惨。彼が血を分け与えると、ほとんどの人間は鬼に変わってしまう。
鬼は太陽の光が弱点で主に夜しか行動できないかわりに、基本的に不老。身体能力、再生能力が極めて高く、首を斬り落とされないかぎり死ぬことはない。しかも人を食べることで強さが増していくという、やっかいな存在だ。
そんな鬼舞辻無惨が作った鬼の中でも、選りすぐりの精鋭が「十二鬼月」と呼ばれる存在。上弦の鬼6人と下弦の鬼6人で構成され、上弦の鬼は100年以上メンバーが変わっていない。
ただ鬼の陣営は無惨による完全なワンマン体制で、無惨が機嫌を損ねると部下に対して容赦なくパワハラを敢行。下弦の鬼に至っては、“とばっちり”のような理由によって無惨の手で多数が殺されている。
ちなみに十二鬼月の序列は、完全に実力主義。「入れ替わりの血戦」に勝利すれば新入りでも上位の鬼になれる、夢のある(?)組織だ。
■「鬼舞辻無惨の部下」を選んだ人の意見
多かったのは鬼の特性を理由に挙げる人。「鬼のほうが強そう」(29歳・男性)、「鬼は傷の治りが早いから」(29歳・男性)、「こっちのほうが長生きできそう」(36歳・男性)、「訓練するのは面倒。ラクに強くなれる」(25歳・男性)などの意見があった。
そして「無惨さんがカッコいいから」(20歳・女性)、「無惨のカリスマ性に憧れる」(35歳・男性)と、頂点に立つ鬼舞辻無惨の圧倒的な存在感を理由に挙げる声も……。
さらに「悪役になりたい」(22歳・男性)、「人間の血を得ることで、どこまで強くなれるか試したい」(23歳・男性)といった、少々物騒な意見も見受けられた。
個人的に気になったのが「鬼と戦うのが怖いから」(30歳・女性)という理由。「鬼と戦いたくないから鬼になる」という逆転の発想はちょっと面白かった。
正直なところ、鬼舞辻無惨が率いる「鬼の陣営」を選ぶ人はかなりの少数派だと思っていたので、想像以上に票が集まったという印象。「鬼殺隊」と「鬼」……あなただったら、どちらの陣営をどのような理由で選ぶだろうか?
アンケートサイト「ボイスノート」調べ
https://www.voicenote.jp/