■アニメ史に残る「伝説の神回」
第1位(28%)に輝いたのは、第十九話「ヒノカミ」。十二鬼月・累と、炭治郎&禰豆子の兄妹が繰り広げた「那田蜘蛛山編」の死闘が描かれたエピソードだ。
圧倒的な力を誇る累との戦いで窮地に陥る炭治郎。兄の危機に妹・禰豆子は身を挺してかばい、兄妹の美しい姿に感銘を受けた累は禰豆子を自分の妹にしようとする。
禰豆子が累の糸にとらわれた絶望的な状況の中、炭治郎は走馬灯のように亡き父・炭十郎の生前の姿を見た。
ヒノカミ神楽を舞う炭十郎、さらに病床の炭十郎から贈られた言葉をきっかけに、炭治郎は「ヒノカミ神楽 円舞」を繰り出し、累の鋼糸を切断。気を失っていた禰豆子も亡き母・葵枝の声によって目覚め、血鬼術「爆血」により累の糸を焼き切った。
この竈門家の親子が登場するクライマックスの場面で流れ始めるのが、挿入歌『竈門炭治郎のうた』。美しいメロディと中川奈美さんの優しい歌声が、壮絶なバトルシーンにピタリとハマっていたのが印象的だった。
そんな第十九話「ヒノカミ」を選んだ人からは「炭治郎と禰豆子の兄妹愛に泣かされた」(25歳・女性)、「ヒノカミ神楽がカッコよすぎる」(20歳・男性)、「ヒノカミ神楽に感動。禰豆子が血鬼術を使うところも好き」(23歳・女性)、「ヒノカミ神楽のシーンと、その後の特別エンディングが素晴らしい」(29歳・女性)、「映像が驚くほどキレイで作品の魅力を最大限まで引き出していると感じました」(36歳・男性)、「鬼滅は全話好きだけど、この回は最高の神回だと思う」(22歳・男性)、「シナリオはもちろんだけど、映像のきれいさ、曲の挿入タイミング、緩急のつけ方とか、この話を表現するのにこれ以上ない最高の演出だったと思う」(27歳・女性)など、熱いコメントが多数寄せられた。
そのほか4位以降のランキングは混戦で、最終的にほとんどのエピソードに票が入っていた。結果を振り返るとたしかに記憶に残っているものが多く、インパクトのある回ほど上位に選ばれた印象だ。
あなたの一番好きなエピソードは何位にランクインしていただろうか?
アンケートサイト「ボイスノート」調べ
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