11月23日深夜放送のラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)に、声優の木村昴(30)がゲスト出演。自身の代表作ともいえる国民的アニメ『ドラえもん』のオーディションを振り返る場面があった。
今年10月から、朝の子ども向けバラエティ番組『おはスタ』(テレビ東京系)でMCを務める木村だが、もともとは『おはスタ』にも“おはキッズ”として出演するなど小学生の頃から子役として活動する芸歴20年のタレント。この日の番組では、タレントの道を模索しながら羽賀研二のモノマネ芸人“ミニミニ羽賀研二”としてモノマネ番組にも出演していたことを明かし、菅田将暉(27)を驚かせた。
そんな中、話は2005年4月からたてかべ和也に代わり担当することになった『ドラえもん』のジャイアン役オーディションを受けた、木村の14歳当時のエピソードに。当時の木村はタレントとしてさまざまな番組に出演するものの、声優経験はまったくのゼロ。だが、自宅でMDに吹き込んだデモテープを送ったところ見事一次審査に合格。しかしスタジオで行われる続いての2次審査で、木村は驚きの事実を目の当たりにする。実は木村は自身が子役出身だったために、これまでの他の仕事と同じく「まわりも子役ばかりだろう」と考えていたそうだが、実際にスタジオに着くとプロ声優がズラリ。改めて振り返るとそのオーディションには『名探偵コナン』の元太役や、現在『ドラえもん』の先生役などを務めるベテラン声優の高木渉まで並んでいたそうで、「みんなめちゃめちゃ大人ですよ。それで事の重大さに気づいたじゃないですけど、“とんでもないことをしてしまった!”というか“来てしまった!”みたいなそういう感覚になって」と場違いな雰囲気を感じたと告白した。